飛行機に乗るとき、多くの人が一度は迷うこの問い。

「安さで選ぶべき?」
「いやいや、快適性って大事でしょ?」

旅のスタイルや価値観によって、向いている航空会社は人それぞれ違うものです。


まずはチェック!あなたはどちら寄り?

ちょっとした簡易診断をご用意しました。
次の項目、何個あてはまりますか?

〔LCC向きのあなた〕
・荷物は軽いほうが落ち着く
・とにかく目的地に着けばOK
・空港での待ち時間は短いほど嬉しい
・「5,000円安いなら即決」タイプ
・座席の広さにはあまりこだわらない

〔FSC向きのあなた〕
・旅の満足度=快適性が大事
・座席指定は欠かせない
・遅延の少なさは重要ポイント
・乗り継ぎがスムーズであってほしい
・空港ラウンジを見ると心が踊る

さて、いくつ当てはまりましたか?
両方に当てはまる場合は「気分と路線で使い分ける派」という感じでしょうか。

利用シーンで違う!あなたに合うのはどっち?

診断してみたら何となく自分の傾向が見えたはず。
では、実際にどんな場面でどちらが向いているのか、もう少し深掘りしていきます。

● とにかく安く行きたい旅なら…LCC

週末弾丸旅行、ちょっと気分転換の国内移動、「行くこと自体が目的」という気軽な旅には、LCCはぴったりです。
サービスを最小限にする代わりに、料金は驚くほどリーズナブル。
ただ、空港が遠かったり、荷物の制限がしっかりしていたりと、“ちょっとした緊張感”を楽しめる人向きでもあります。

● 落ち着いて旅したい、大切な予定があるなら…FSC

快適性や信頼性を求めるなら、FSCが安心です。
受託手荷物も標準で含まれ、座席の広さ、機内サービス、遅延時のケアなど、総合力はやはり高いものがあります。
「到着した瞬間から疲れている…」という心配も少なく、特に長距離の国際線では、FSCの価値がしっかり感じられます。

あるあるで見る!LCC派・FSC派の違い

最後に、ちょっと肩の力を抜いて“あるある”で比較してみましょう。

● LCCあるある

・荷物を測る瞬間だけ、異常に祈り深くなる
・ターミナルが遠すぎて、旅の前にすでに小さな冒険
・座席に着くと「まあ…こんなもんだよね」と受け入れる心の強さ
・意外と機内販売に誘惑される

● FSCあるある

・ウェルカムドリンクで急に品のある人になる
・「脚が伸ばせる」だけで幸福度が3割上がる
・遅延しても“なんとかしてくれる感”があって安心
・マイルが貯まると妙にテンションが上がる

結局どっちがいいの?

その答えはとてもシンプルです。

「旅に何を求めるかで変わる」 ということ。

安さと身軽さを楽しむLCC。
快適さと安心のFSC。

どちらもそれぞれ魅力があり、使い分けができるようになると、旅はもっと自由で楽しくなります。
次に航空券を選ぶときは、価格だけでなく、
「今回の旅はどんなふうに過ごしたいかな?」
そんな視点が大切だと思いました。

ちなみに。
わたしは・・・断然、FSC派、です。