「巨大な会場で一斉に食事」
これが、わたしのクルーズ船での食事のイメージでした。

しかし、ヴァージンヴォヤージュの食体験は、もはや「移動するレストラン街」・・・いや、まさに「高級レストラン」
しかも、そのクオリティは地上の一流店を凌駕するレベルでした。
(まぁ、地上の一流レストランに行ったこともないようなものなのですが)

今回は、実際に乗船して驚いたVV(Virgin Boyage)の食と、各レストランの詳細をまとめてみたいと思います。
(情報は、2023年1月ものです)

イタリアンレストランの「Extra Virgin」

ヴァージン流「食の3大革命」

まず知っておいていただきたいのが、VVが打ち出した驚きのルールです。

  • 「ビュッフェ」という概念の廃止
    山積みの料理をトレイに盛るスタイルはここにはありませんでした。
    すべてがオーダーを受けてから作る「作りたて」
  • 追加料金、なし!
    通常、これほどハイレベルな専門店は「有料予約レストラン(スペシャリティ・ダイニング)」として別料金を取られるのが一般的だと思っていました。
    しかしVVでは、全20か所以上の飲食店が基本料金に含まれています。
    お財布を気にせず「ハシゴ」ができる・・(ただし、確実に・・・・太りますけど💦)
  • 「ドレスコード」の解放
    「フランス料理だからタキシードを着なきゃ」
    なんて心配は不要。
    お気に入りのTシャツで、最高級のステーキを頬張る。
    これこそがヴァージンスタイルです。

予約必須!魅惑の「シグネチャー・レストラン」

ここからは、毎晩のメインイベントとなる個性豊かな6つのレストランをご紹介します。
下の6つのレストランだけは、予約が必要でした。
また、どこでもいつでも空いている時に食べられるのは基本ですが、1日に1度だけしか利用できない制限がありました。

The Wake(ザ・ウェイク)

船の最後尾、航跡(Wake)を見下ろせる最高の場所でした。

  • 料理: ステーキ&シーフード。フランス料理が主体の「ザ・正統派」
  • 一言メモ: 雰囲気が最高なので、少しおしゃれをして出かけるのがおすすめ。
    朝食やランチのベネディクトも絶品です。

雰囲気、サービス、お料理・・すべて気に入り、滞在中はブランチ2回、ディナーに1回・・計3回、利用しました。

Pink Agave(ピンク・アガベ)

入り口のメタリックな光のトンネルを抜けると、そこはメキシコ・シティの夜。

  • 料理: モダン・メキシカン。いわゆるタコスだけでなく、洗練された小皿料理が並びます。
  • 一言メモ: テキーラとメスカルの種類が豊富。
    DJの音楽と共に、夜が更けるほど盛り上がります。
    (静かに食事をしたい場合は、不向きかも。
    向かい合いお互いの声が聞こえないほどだったので、席を変えてもらい・・すこし落ち着けました)

Extra Virgin(エクストラ・バージン)

船の名前と掛けている(?)のかは不明ですが、ここは本格イタリアンのコース料理がいただけました。

  • 料理: 手打ちパスタが主役。
    前菜からデザートのアフォガートまで、イタリアの家庭の味をモダンに昇華させています。
  • 一言メモ: 炭水化物祭りになること間違いなしですが、かなりお腹にきました。
    最後のデザートまでたどり着けず。

Gunbae(グンベ)

韓国語で「乾杯!」を意味するこの店は、船内で最も賑やかです。
乗船当時は、まだ日本ではコロナ禍を抜け出せないでいた時期・・・。
相席やゲームの話にちょっと尻込みをしてしまい💦結局、利用しませんでした

  • 料理: 韓国式BBQ。テーブル中央の無煙ロースターでスタッフが肉を焼いてくれるそう。
  • 一言メモ: 最初に全員で「乾杯ゲーム」をさせられる、とか。

Razzle Dazzle(ラズル・ダズル)

白黒の縞模様が目に痛いほど、ポップな内装。

  • 料理: ベジタリアン・ヴィーガン中心。
  • 一言メモ: 実は「秘密のメニュー」として、ガッツリした肉料理も用意されています。
    お肉派の人も大丈夫です。

The Test Kitchen(ザ・テスト・キッチン)

シェフの「実験室」がテーマ。
メニューには食材の名前だけが記されています。

  • 料理: 独創的なコース料理。ブルーチーズのデザートや、驚きの調理法を施された卵など。
  • 一言メモ: なら絶対に行くべき。新しい味覚の扉が開きます。

気ままに楽しむ「カジュアルスポット&スナック」

「予約するほどじゃないけど、小腹が空いた」そんな時にふらりと気軽に立ち寄れるスポットがいたるところにあります。

  • The Dock / Dock House: 船尾のデッキで地中海風タパスを。海風を感じながらのカクテルは最高です。

その他・・

  • Lick Me Till… Ice Cream: 毎日変わるフレーバーが楽しみなジェラート店。
  • The Social Club: 懐かしのホットドッグやミルクセーキ。横にはゲームコーナーもあり、童心に帰れます。
  • The Pizza Place: 24時間いつでも焼きたてのピザが食べられます。

などなど

美食のデパート「The Galley(ザ・ギャレー)」

ここが「ビュッフェではない」と言い切るVVのプライドの象徴。
それぞれのブースで注文し、席まで運んでもらうスタイルです。

  • パニーニ&サンドイッチ: カリカリの食感がたまらない。
  • タコスショップ: 軽食にぴったりな本格派。
  • 寿司バー: 丁寧にパックされたお弁当スタイル。意外(?)と言っては失礼ですが、お米が恋しい時に嬉しい味。
  • ヌードルバー: ラーメンやうどん。
    (最終日に、手を出しました・・)

  • バーガーグリル: 「朝から重いかな?」と思いつつ手が伸びるジューシーさが売りのバーガーショップ。

24時間営業アメリカンダイナー: 深夜のフレンチトースト……

特に、この「The Galley」は24時間いつでも食料や飲み物が置いてあるので、とても便利でした。
わたし達のお部屋は、このThe Galleyのすぐ下だったので・・本当に重宝しました。

おわりに

これらすべてが「基本料金内」なのですから、全制覇を目指したくなりました。
しかし、人間の1日3食設定だとかなり頑張らないと、いや、頑張ってもダメ、でした。

クルーズ中、まるまる船内で過ごす日が2日ありました。
この食の環境で動かなかったら、大変なことになりそう・・・
船内のフィットネス環境がものすごく整備されている意味がよくわかりました。

なんと・・デッキにランニングコース
ボクササイズもできちゃう
充実したフィットネスジム

施設もかなり充実していました。
また後記事で詳しくご紹介したいと思います。