アメリカへの観光旅行(ESTA利用)で、過去のSNSアカウント情報の提出が義務化されるかもしれません。
報道ニュースを元に、提案の内容や私たち旅行者への影響、プライバシーの懸念について、分かりやすく解説します。渡航予定の方は要チェックです。


過去5年間のSNSの投稿・履歴の提出を求める可能性

突然ですが、次の休暇、特に年末年始のご予定は決まりましたか?

「久しぶりにハワイでのんびりしたいな」
とか
「ニューヨークで最新のミュージカルを観たい!」

なんて、計画を立てている方もいらっしゃるかもしれませんね。

今日は、そんなアメリカ旅行を愛する私たちにとって、ちょっと聞き捨てならない・・・
驚きのニュースが飛び込んできました。

報道によると、アメリカ政府が観光客に対して
「過去5年間のソーシャルメディア情報の提出」を義務付ける方向で検討を始めたそうです。

これまでの「ESTA」と、これからの話

アメリカに観光で渡航するのに必要な「ESTA」。
ビザなしでアメリカに入国するために必要な、あの事前電子申請システムです。

実はこれまでも、ESTAの申請フォームには「ソーシャルメディアのアカウント」を入力する欄がありました。
でも、そこには小さく「オプション(任意)」と書かれていたんですよね。
「まあ、教えたくない人は書かなくてもいいよ」というスタンスだったわけです。

わたしも、もちろん、空欄にしていました。

ところが今回のニュースによると、アメリカの国土安全保障省は、この欄を
「任意」から「必須」に変えようとしているのです。
対象となるのは、日本を含むビザ免除プログラムを利用する国々の渡航者たち。
つまり、私たち日本人旅行者のほとんどが対象になるということですね。

「私の黒歴史」も審査対象に…?

さて、ここで少し想像してみました。
このルールが適用された場合、わたしのESTAの申請画面で、Facebook、X、Instagramなどのアカウント名を入力することになるわけです。

すると、どうなるか。
入国審査官(または事前に審査するシステム)が、私の過去5年間の投稿をチェックできるようになる、というワケですよね。

ちょっと、冷や汗・・というか、恥ずかしい、というか。

「5年前の私、深夜テンションで変なポエム呟いてなかったっけ?」
とか
「数年前にアメリカに入国するときに、除菌シートのフタの締まりが悪くてアルコールの臭いに反応した麻薬犬に飛びつかれて、麻薬所持疑惑で連行されたときのことも武勇伝としてアップしてなかったっけ?」
とか
「毎日のように食べ物の画像しか上げてないけど、これってどうなの?」
とか

自分のプライベートな投稿が、あのごつい制服を着たアメリカの審査官に見られるかもしれないと考えると、なんだか妙に恥ずかしいというか、背中がムズムズしてきます。

               ChatGPTプロンプト作成画像

これは、
トランプ政権下で進められている「国境管理の厳格化」の一環であり、テロリストや国家の安全を脅かす人物が入国するのを防ぐことが最大の目的とのこと。
安全な空の旅を守るためには、ある程度の厳しさが必要なのもわからないわけではありません。

専門家たちの心配と、これからの私たち

この提案に対して、旅行業界やプライバシーの専門家たちからは懸念の声も上がっています。

「そこまで厳しくしたら、面倒くさがってアメリカに旅行する人が減っちゃうんじゃない?」
とか
「個人のプライバシーはどうなるの?」
といった意見です。

ただ、これはまだ「提案」の段階。
これから60日間、一般からの意見を募集して、その後に正式に決定されるかどうかが決まるとのこと。
明日から急に「Xのアカウント教えろ!」と言われるわけではないようです。

まとめ:とりあえず、整理整頓を

このニュースを聞いて、
「もうアメリカ行くのやめようかな」なんて思う人がいるとは思いません。

ただ、もしこのルールが正式に導入されたら、「SNSの大掃除」をしたくなってしまいます。
5年前から色々なやらかしを公に晒していましたが、なんとなく、今のうちにこっそりアーカイブにしまっておこうかなっと思うようになりました。

アメリカのニュースではありますが、そう思うと・・日本って、やっぱり「緩いな」と感じます。
そこか良いところなのでしょうけど、昨今の問題を考えてみると、そろそろ色々なルールを見直す時期に来ているのではないでしょうか。


参考記事
Wedge Online
・BBC News